
あっという間の1年でした
師走も怒涛の如く走り去り、気が付けば2023年も終わり。
個人事業主の1年目が終わろうとしています。
この1年、特に印象に残っているのは、『「仕事」をすることの大変さ』です。
まず、会社員時代は仕事を『与えられる』という立場でした。
プロジェクトに配属され、既に決まっているスケジュールを元に作業が割り振られ、それをこなすことが求められていました。
しかし、個人事業主となった今、仕事は『取りに行くもの』に変わりました。
お客様のニーズをとらえ、自身を売り込み、契約を結んでいただく。
これまで営業さん任せだったことも、全部自分でやらなくてはなりません。
こうなるともう、頭の中が開発一色ではやっていけません。
考えることが2倍、3倍に増えました。
一方で、これまでの経験が活きたなと思う場面もありました。
先ほどの自身を売り込むという点にも関係しているのですが、今の私はたぶん人見知りをしません。
声色も、地声は男性の中でも低い方なのですが、誰かと話をするときは、自然と営業トーンに切り替わる体になっています。
これは、若いころにアルバイトで経験した接客業のお陰だと思っています。
また、ITストラテジストやITサービスマネージャなど、資格の勉強も役に立ちました。
ともすれば、開発本位の営業になってしまうところを、ユーザの目線や経営層の視点に立って考えることができたのは、これらの資格のお陰だと思います。
以上を総合すると、1年目ということを考えれば、順調な滑り出しだった気がしています。
もちろん、1年目だからと、少し甘く見てもらえた面もあるとは思います。
ここは少しずつ改善していかなければならない点です。
『勝つは易し。勝ち続けるは難し』
その言葉を胸に刻み、慢心することなく、より信頼していただける事業主として、成長していきたいと思います。
それでは、無事に1年目をやり遂げた、山本慎一郎でした。