Shinichiro Yamamoto

山本 慎一郎

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AWSプラクティショナーの本を読み終えて

AWSプラクティショナーの本を読み終わりました。
AWSのことが少し頭の中で整理された気がします。

AWSについては、今まで何となく『色々できるIaaSかな?』というイメージを持っていました。
それ自体に誤りはないようでしたが、今回、本を読んで全体像をつかんだことで、もう少しハッキリとしたイメージに変わってきました。

その中でも、特に印象深いのは「高可用性」です。
本全体を通して、「SPOF(Single Point Of Failure)」、日本語で言う「単一障害点」が何度も強調されます。

『Webサーバが1箇所しかないと、そこに障害が起きたときにダウンしてしまう。だから複数箇所に設置しよう』

そんなお話が何度も出てきました。

これについて、言ってること自体は正しいと思います。
Webサービスを24時間365日提供するためには、そのような障害に備えることも必要です。

ただ、正直言って、一般的なwebサービスで、AWSが掲げるほどの高い可用性が必要なのかは疑問です。

可用性を確保するためにサーバの二重化などを行えば、当然コストが増加します。
AWSのコストは決して安くありません。
果たして、そのコストをかけるだけのメリットを享受できるのか。
ここはしっかりと考えなければならないと感じました。

他にも、開発環境を手軽に作れたり、AIを簡単に利用できるなどの説明もありました。
ただ、正直、それらをAWSで構成するのは、コストが割に合わないかなと感じています。

確かに、環境構築の手間から解放されるのは大きいと思います。
ただ、今の時代、開発環境自体は無料で自分のPCに構築できるのが当たり前のようになっています。
そんな状況下で、わざわざAWSに作る必要はあるのか。

テレワークでシンクライアントシステムにして開発させたい場合とかでしょうか……?
まあ、集中管理できるという点でメリットも大きいですが、毎月の請求がちょっと怖いですね。

そんなこんなで、AWSに関する基礎知識のお勉強はいったん終了です。
全体像が整理されたので、悪くはない勉強だったと思います。

ただ、積極的にAWSを使っていく予定はないので、資格はとりません。
使わないのに取っても、どうせ忘れますし。

次は秋の試験に向けてデータベースの復習でしょうか。
あるいは、前からやろうと思っていた、GDPRの日本語訳の読み込みもいいかもしれません。
いずれにせよ、何かの勉強を継続していけるようにしたいですね。

それでは、AWSは個人には過剰だと感じた、山本慎一郎でした。

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